キャンプにおいて、ハードルの高いコメの炊飯。薪を組んだり、火加減を調整したり時間も手間もかかります。初心者には失敗しやすく、ご飯を焦がしたり逆にべちゃべちゃだったりすると予定が狂います。メスティンは、アルミ製の飯盒で、薪を使わず固形燃料１個でご飯が炊けます。
また、火の調整もいらず、固形燃料が無くなるまで火にかけていれば良いだけなので失敗がほとんどありません。このページではラージメスティンのレビューをしたいと思います。
外観です。オールアルミ製でできており、アルミの高い熱伝導性により熱が全体に行きわたることで米が上手に炊けるようです。サイズは2種類あり、筆者の持っているラージメスティンと、もう一回り小さいメスティンがあります。
筆者は家族の米を炊くことを想定しているので、1合炊けるメスティンよりも、2合炊けるラージメスティンにしました。ソロキャンプや車中泊ではメスティンでも良いですが、「大は小を兼ねる」ということで、ラージの方にしました。
ハンドルはやけどをしないようにシリコンチューブが巻いてあります。折りたためるので便利ですが、加熱中に蓋を押さえると熱で溶けてしまいそうなので少し気を使います。
商品到着後にはバリ取りとシーズニングという作業が必要です。海外製(スウェーデン)のため処理が雑なためです。ですが、ギアに愛着が湧きますのでぜひ楽しんでバリ取り・シーズニングをしましょう。
縁がざらざらしておりバリ取りをしないと手を切る恐れがあるので手で触っても大丈夫になるまでしてください。
また、シーズニングはアルミ表面をコーティングするためにします。シーズニングをしないと黒ずんだり焦げ付きやすくなったりしますのでこちらもしておきましょう。
メスティンで炊飯をするには、エスビットのポケットストーブなどのストーブと、30gの固形燃料１個があればできます。そのため、場所も取らず、また用意する道具もほぼありませんのでなるべく荷物をかさばらせたくなり人にとってはうってつけです。具体的な炊飯の仕方・メスティンのパッキング術は(別ページ)をご覧ください。
筆者が使用してみての良い点・悪い点をあげると、
良い点
・炊飯が半自動でできるので失敗が少なく炊ける。
・ランニングコストも１回の炊飯につき約33円と安い。
・炊飯以外にも様々な料理を作ることができる。
悪い点・もう少しの点
・初めにバリ取り・シーズニングをしなければならない。
いかがだったでしょうか？キャンプの初心者や手軽に炊飯したい人にとってはおススメです。
当サイトのメスティン関連のページは以下もございます。
・【収納術】Trangiaラージメスティンにパッキングしよう！
 | Trangia ラージメスティン
サイズ:20.7×13.5×7cm
   
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